校長あいさつ

2025年03月02日

令和６年度「地域と共にある学校」へ向けた取組にご協力いただきありがとうございました

◆「前向きな心(自己調整力)」と「仲間を思いやる心(人間関係調整力)」、そして「地域を大切に思う心(愛郷心)」の育成へ向けて令和７年度も積み上げます

　今年度は、全４回のエリアミーティングに数多くの皆様にご協力いただきました。田町っ子は、日常生活での積み上げを意識し、その力を発揮する場としてエリアミーティングに取り組んできました。今年度最終号では、第４回エリアミーティングにご協力いただいた地域の皆様のアンケート内容をお伝えし、令和７年度へつなぎます。

【質問１】会を進行する４年生や、それを支える５・６年生の様子はどうでしたか。

・４年生の前をしっかり見て、自分の言葉で話したり、手際よく板書や会の進行をしたりする姿が立派でした。
・５・６年生が本当にしっかりしていて、後輩を気遣い、フォローをしたり、有意義な意見を出したりしていました。
・私が子どもの頃、このような機会は無かった。会の中で上級生や高校生、そして大人と堂々と話し合う姿が素晴らしいと思います。
・礼儀正しくいろんな人とコミュニケーションをとれるのがすごいと思いました。高校生でもなかなかできません。

【質問２】班や全体の話し合いの様子でお気付きになったことを教えてください。

・一人一人が真剣に考え、意見を言っていました。どの子も発言者の言葉をしっかり聞いていて感心しました。
・何回か参加しましたが、名前テープ・円座のおかげで親しみがわき、いつもより子どもたちが身近に感じました。
・低学年の子は経験することが貴重で、回数を重ねることが学年が上がったときに役に立つと思いました。
・災害時に自分たちができることを、子どもたちがこんなにも考えていることに驚き、頼もしく感じました。

【質問３】各班の伝え方の目標は達成されていましたか？

・高校の授業でも、プレゼンは結論から話すことがポイントであると学びました。理由や結論を主張できていて良かったです。
・地域参加者より上級生の評価が厳しめでした。経験者ゆえのアドバイスであり、先輩なんだなと感じました。
・とても多くの意見発表が続き、みんな思いやりがあり、小学生のレベルの高さに驚きました。
・下級生がうまく話せない時に、ホワイトボードを見せながら意見を引き出したり、漢字にふりがなをふったりしていたのが良かった。

【質問４】その他のご意見

・私自身、異年齢の人と話す機会が無かったので良い経験になりました。
・子どもたちがお茶の接待をしてくれて大変うれしかったです。家でもお茶を出すことは少ないと思うので良い経験だと思います。
・これからも、この調子でいろいろなことに積極的に挑戦していってほしいと思います。失敗しても良いです。
・防災のことについて、みんなが前向きに考え、話し合いをしていて良かったです。自分も負けないように頑張ろうと思います。

　来年度もエリアミーティングを継続します。
　さらに多くの皆様にご参加いただき、地域の皆様と共により良い内容にしていきたいと考えています。令和６年度、コミュニティ・スクールを立ち上げ、「地域と共にある学校」へ向けた様々な取組に多くの皆様にご協力いただき、誠に感謝しております。令和７年度も引き続き、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
（校長　入口強志）